ハンティングナイフのごついやつで髪を切る。

 

3月になり、誕生日を迎えた。

この一年も、特に問題なく過ごせますように。

 

このブログを書く時は、いつも喫茶店やカフェなんかで書いている。一気に書き終わることもあるし、無理なら日を分けて書いている。今は珈琲館にいる。私はシナモントーストが好きなんだけど、前はモーニングの時間ならドリンクにプラス120円でシナモントーストを追加できたのが、今はモーニングセットのメニューのひとつになってドリンクとセットで580円で売られている。もちもちした小さいコーヒーゼリーが付いていて可愛い。

シナモントーストにはメープルシラップとクリームが付いている。昔は一体何を気取っていたのか、甘いものに添えられているクリームやシロップはあまり食べようとしなかったのだが、今はこれでもかとシロップもクリームも付けまくって食べている。シナモントーストは甘い方がおいしい。甘い方がおいしいんだ。(二回言う)

 

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今日はゆで卵を追加した。

 

 

 

 

 

前半を書いてから数日経ち、今はモスバーガーにいる。新発売のクリームチーズテリヤキが食べたくて寄ったのだが、発売日前だった。か、悲しい…。でもとびきりハンバーグトマト&レタスを食べます…。おいしい…モス大好き…!

 

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私のささやかな自慢のひとつに、占いで「食べることに一生困らない」と言われたというのがある。10年くらい前、台湾の地下道の占い師に言われた。確か、生年月日と姓名で占われたと思う。正直とても嬉しかったし、今も事あるごとに「私は食べ物に一生困らないんだぜ…」と思っている。食べるのが好きというわけではないが、空腹は好きではない。ずっと食べていたいわけではないが、食べたい時に食べられないというのがストレスに感じる。もしかしたら、前世で飢えに喘いだのかもしれない。とにかく、食べ物は大事。うちの猫も絶対に飢えさせないと誓います。

 

飢えと言えば、今は吉村昭著の羆嵐を読んでいる。かの有名な、ヒグマによる獣害事件としては日本史上最悪と言われている三毛別羆事件を取材して小説化したもの。事件自体もとても興味深く思っていたのでずっと読みたかった本です。今半分くらい。めちゃくちゃ面白い。以前東京の博物館でヒグマの剥製を見たけど、デカすぎてやばかったなあ。近くに月の輪熊の剥製も飾ってあったけど、大きさが比ではなかった。ヒグマ、怖い。

 

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今月は新型肺炎の影響で、仕事が休みになるどころかめちゃくちゃ忙しくなったし、忙しい割に売り上げは下がった。いいことがない。2月に予定していた台湾にも行けなかった。まあなるようになれ。

今日は髪の毛を切ります。

 

 

求籤の響きだけで台湾行けた気がするよ。

もう二月になってしまった。時の流れが早過ぎて恐ろしい。

 

 

一月は仕事柄とても忙しく、休んでいられなかった。だからこそ逆に、体調を崩さないように気を使ったので健康に過ごせたと思う。でも体力的にはもう無理はしたくないなあ。若い人たちに頑張って欲しいなあと思っている。

 

 

仕事が落ち着いてから、地元の神社に初詣に行った。本当に今更なんだけど、おみくじが引きたかったので。

 

吉だった。

 

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やったぜ。

今年もがんばるぜ。

 

私がおみくじを引いていると、後ろで台湾人観光客らしき中年女性三人組が、しきりに「ちょうちえん(求籤・おみくじのこと)」と言っていた。ちょう→ちえん⤴︎。可愛い響きだ、ちょうちえん。

 

ちなみに私はニ年連続、未分(いまだわからず)を引いたことがある。神様なのに分からないとか言っちゃうんだと思ったけど、下手なこと言ってお茶を濁さず、分からないなら分からないと言ってしまう潔さ、人間も見習わないといけないねえ。

 

その後に行った図書館でもおみくじ企画をしていたので、引いてみた。おみくじに書いてある数字の棚から、司書さんたちのセレクトした本福袋を選ぶというものだったのだけど、浅田次郎さんと恩田陸さんの小説が一冊ずつ入っていた。あとは、前回借りて面白かったので、高山なおみさんの別の作品。私も外国旅行に行きたい…。

 

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2月は台湾に行きたくて休みを取っていたんだけど、行くかどうか迷うところ。

猫と一緒に三連休するのも悪くはないけどね。

 

 

 

この日記は車検の待ち時間中に書いた。

 

 

 

 

 

ブラジルの若者たちと、犬と猫。

 

私が小学生の頃、家のすぐ近くにガラス工場があった。

出稼ぎのブラジル人が多く働いていて、犬の散歩で敷地内(何故か部外者も通ることができた)を歩いていると、ブラジル人の若者たちに引き止められ、犬をずっと撫でられ足止めを食うことが偶にあった。

知らない外国人、しかも大人の人に囲まれて通じない言葉で話しかけられたりするのは、当時七歳か八歳の子供だった私には、実は少しストレスだった。でも、道を渡る時に拙い日本語で「気を付けて」と声をかけたり、私にロッテのグリーンガムをくれたり、何より犬を可愛がる様子から、彼らはおそらく善良な人たちだろうと判断していたので、怖いとか嫌いという感情は湧かなかった。

 

犬の散歩コースには、彼らが住んでいる二階建てのアパートもあった。春や夏はいつも窓が開けっぱなしで、網戸とレースのカーテン越しに、時々食べ物の匂いと、ブラジル語の歌、中国人一家のよく響く早口の会話なんかが聞こえてきた。こんな田舎の、田圃道の、近くには日本人が住む瓦ばりの屋根の家しかないような土地で、その一角だけブラジルだった。面白かった。

 

ガラス工場は何年も前に潰れてしまい、しばらく跡地だけが残って廃墟のようになっていた。立ち入り禁止だったので割れた窓ガラスから中を覗いてみたことがあるが、とても広くて天井が高く、でもがらんとして埃がすごかった。そういえば、小学一年生の時に学校の職場見学で訪れたことがあったなと今思い出した。おみやげに、ブーツの形をした蓋付きのガラス瓶をもらったなあ、と。今は建物は潰されて綺麗になっている。

 

 

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アパートは今もある。

もはや誰も住んでいなさそうなのだが、「貸し倉庫。住むことも可能です。風呂なし」というような張り紙がしてある。

やはり窓ガラスは割れていて手入れも何もされていない。母は不審者や犯罪者が勝手に住みついても誰も気付かないんじゃないかと不安がっている。

ずっと前に通りがかった時、野良猫が何匹か窓から出入りしていたのを見た。

 



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異国に行くならどんな気持ちの日が良いのか。

年末年始は、いつも父親が酔って暴れて物を壊して意味不明なことを言うので、子供の頃からそれほど好きではない。今年もそうだった。

 

元日の昼間、一人でスターバックスに来てなんか甘いやつを頼んだ。(スターバックスの期間限定の飲み物は名前を覚えてもすぐ無くなるので、私はすべて「なんか甘いやつ」と呼んでいる。)

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元日の、しかも地方のスターバックスは、とても空いている。普通の平日よりもずっと人が少なくて、一人で来ている人は私を含めて六人いた。パソコンで何かぱちぱち打っている男性。勉強している女性。テキストを開いている白人女性。ボーッとしている男性。スーツケースと大荷物の男性。そして私。

私は本を持ってきたので、エアコンの暖房が直撃する席で読んでいる。後頭部に温風が当たってちょっと席選びに失敗したなという気持ちだが、今更ほかの席には移れないし、我慢している。顔があったかくなってきた。

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高山なおみさんの『ロシア日記—シベリア鉄道に乗って』という本を持ってきた。同僚が、面白いからと勧めてくれた本だ。筆者の高山さんが絵描きの川原さんとロシア旅行に行く話なんだが、読み始めたばかりで本の中ではまだロシアの地を踏んでもいないけど面白い。6月18日から30日までの日記だ。

私は外国は台湾とベトナムカンボジアと香港マカオしか行ったことがなく、割と近場だし長くて5日くらいの旅行だった。来年あたり、同僚とロシアとスカンジナビア半島に行きたいという話が出ているが、その辺りに行くとなると一週間から十日は必要だ。長期で仕事を休めるのかが不安材料だが、ぜひ休みたい。休ませてほしい。

 

本を読むのを休憩してこの文章を打っているうちに、店内が結構混んできた。そしてなんと、隣の席に座った女性と私のアウターが同じなことに気付いてしまった。ユニクロの黒のフリース…。うん、可愛いし合わせやすいし、あったかいし、ちょっとその辺に行くくらいなら全然余裕でオシャレだしね。分かるわー。という気持ち。

 

文章を打つのをやめて、本の続きを読んだ。ロシアについたとたん、ロシア語の食べ物の名前がたくさん出てきた。食べてみたい。同僚が、ペリメニという食べ物が出てくると教えてくれたのだが、ペリメニはまだ出てこない。

 

この日記は半年と八日ぶりに更新した。

 

 

素麺と羊羹で挟み撃ちする木曜日。

最近、休みの日は母と二人で散歩をしている。近所を約45分ほどかけて、さらさらと歩いている。結構楽しい。

先々週の火曜日に始めてから、4回行った。

はじめと二回目が東、次に北、前回は南に行ったので、次回は西方面に行くのもいいかもしれない。

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田舎なので、歩くのは田んぼや畑や山道が多い。山道では、鶯と烏と、何か分からないが鳥の鳴き声を聞いた。

正直、運動はあまり好きではないが、今の時期の散歩なら楽しく続けられそうだと思っている。まあ、梅雨が来たらやめちゃうだろうけど。

一年でこの時期の気候が一番好きだ。秋も過ごしやすいが、すぐ冬になるのが憂鬱なので積極的に好きにはなれない。春がいい。

 

 

今日から母が実家の宮崎に帰ったので、猫が母を探す仕草を見せるのがちょっと可哀想。特に市松という三歳の雄は母大好きっ子なので、母の部屋の前に佇む背に哀愁すら感じる。見かねてビデオ通話で母から話しかけてもらったが、姿も匂いも認識できないのに声だけ聞こえるから「?」ってなっている。混乱させるだけなのでやめた。祖母は元気そうだった。夕飯は何を食べたのか訊いたら、母が持参したお土産を食べすぎたので、あっさりと素麺で済ませたらしい。私はチーズをしこたま乗せたカレードリアを食べた。

俊敏かつ緩慢な計画的火曜日。

今日は休みだったので、早起きして猫トイレを洗って、ベランダをデッキブラシでゴシゴシして、猫を3匹ともお風呂に入れて、部屋も掃除した。布団も干した。達成感は凄くあったが、午前10時の時点で今日必ずやろうとしていたことをすべてやり終えてしまい、「本日の営業は終了いたしました」という気分になった。

 

早起きすると一日が長い。いいことだ。

 

しかし、昨日からあまりにも猫とベランダと猫トイレを洗うことに意識を向けすぎていたため、それが終わった後のことまで考えていなかった。このままでは完全に休日の午後を持て余してしまう。

そういうわけで、昼から母と散歩にでかけた。

風が強く肌寒かったが、歩いているうちに体が温まってきて気にならなくなった。

農道を歩いた。普段は車で移動してばかりなので、田植えが終わったばかりの田んぼや、麦畑、何も植わっていない耕されただけの畑の真ん中をゆっくり歩くのは結構楽しい。遮るものが何も無いため、風の音が凄かった。ヒバリや白鷺を見た。

 

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全然行ったことのない住宅街も、母の案内で通り抜けた。母曰く、子どもの頃連れられて来たことがあるという公園の前も通ったが、私は覚えていなかった。

 

帰って、珈琲と甘いパンを食べて、猫を撫でながら休憩した。寒いと眠いのか、洗われて疲れ果てたのか、猫はよく寝ていた。

私も今日は早く寝ようと思う。

 

 

 

無理せずのびのび木曜日。

昨日、元号が平成から令和に変わった。

 

GWで10連休の人もいるが、私はサービス業なので通常シフトで働いている。明日行ったら休みなので、髪を切りに行きたい。前回切ってから2ヶ月が経ってしまっていた。ぼさぼさが過ぎる。やだ。絶対に行きたい。

 

三年前の6月、長らく肩より下の長さをキープし続けていた髪をショートボブにした。それ以来、ずっとベリーショートとショートボブの間の長さを行ったり来たりしている。一度短くすると、手入れが楽すぎてもうショートボブ以上には伸ばせなくなってしまった。

三年前に髪をショートにしたのは、猫を飼うことにしたからだった。猫を迎えるのは初めての試みだったので何が起こるか想像もつかないし、何か起こったら素早く動かねばならぬ。とにかく飼う前から準備は思いつく限りやっておこうと考えた結果、じゃあ乾かすのに時間がかかるからとりあえず髪は切ろうと思って、切った。

結果として、自分より猫の世話に時間を使えるので、ショートヘアは大変良い。

だが、最近ヘアドネーションを考えている。2年ほど前に同僚がやっていたが、かなりの長さだった。腰近くまであったかもしれない。三年以上かけて伸ばしたと言っていた。凄い。偉い。

そこまで伸ばすまでの忍耐力が私にあるか、それが問題だなあ。